替玉
替玉100円が150円に値上げはなんともいえない気分になる。庶民のとんこつラーメンなのに…。
欠陥のある男
『君は人として欠陥がある』
『え、お前役に立たんのに?』
『君には人の心が分からないから』
『お前には常識がない』
『薄っぺらいんだよ、お前の言葉は』
『君はムカデとか、毛虫とか、バター塗った犬とかとセックスしとけばいいんだよ』
『あ、この人とは一緒に仕事したくないなって』
『君、ディレクター、向いてると思ってる??』
もうさ…この仕事やる資格がないよ…
でも…辞めたくないんだよ…
いいお店
ふらっと入ったお店が、いいお店だと、すごくいい気分になるね
福岡で修行した店主が作る、醤油ベースのだしとぷりぷりの甘いマルチョウがおいしいもつ鍋。
長崎で食べられるのは嬉しい!
一人前からOK。〆はちゃんぽん。うまし。
岡山名物、カキオコ。
ふわふわの生地に、大粒の牡蛎が4つも入って、お値段580円!びっくり。
先日は本格的な博多のもつ鍋が味わえる居酒屋さん、そしてきょうは全国各地の名物が味わえる居酒屋さん。
どちらも自分が大好きなサッポロビール!
優しい味わいのサッポロビールが好きなのです。
そして、どちらのお店も、ひとり飲みしてる自分に店主さんがこれまた優しく話しかけてくれるのです!
はたから見たらカウンターで寂しそうにひとり飲みしてる自分に、声かけてくれるありがたさ。
長崎の飲み屋さん、あたたかい。
ごちそうさまでした。
タロットカード①
『…あなたのカードは、お坊さんなの』
とあるマンションの一室。
お香が焚かれ、若干薄暗い部屋には、占い師と僕の二人。
目の前にいる占い師は、お坊さんの絵が精密に書かれたタロットカードを自分の顔に近づけて、僕にそう伝えた。
ーーーーーーーーー
その占い師との出会いは去年の夏。
職場近くの喫茶店でのことだった。
いつものように仕事でポカをした僕は、お昼にその喫茶店に寄るのが習慣になっていた
ママさん『ごはん?それともコーヒー?』
だいちょ「ごはんで!きょうは何があります?」
ママさん『そうねぇ…まかないのカレーがあるから、食べていってよ。わたし、痩せてる子やお腹空かせてる子を見るといっぱい食べさせたくなるのよ(*´ω`*)』
ママさんはひょろひょろの僕を見ると、いつも嬉しそうにそう話す
僕も痩せの大食いなので、とてもありがたい
もちろんまかないのカレーを注文
しばらくすると目の前には、刻んだ野菜とひき肉ががたっぷり入ったルーに半熟の目玉焼きが載ったキーマカレーが出された
野菜の甘みとひき肉がのうま味が詰まったスパイシーなルーが、夏の暑さを忘れさせてくれる。大量の汗と一緒に、身体に溜まった老廃物やストレスも流し出してくれるようだった
あぁ、やっぱりここのご飯はおいしい。
カレーをたいらげ食後のアイスコーヒーを飲んでいると…どこかからひそひそ声が聞こえる。
…そして視線も。
疲れてんのかな…なんて思いながら視線を感じる先に目をやると、レジカウンターで僕をちらちら見ながら顔を近づけてこそこそ話すママさんと、40代とおぼしき女性の姿があった。
さっきまで、僕の隣で静かにお茶を飲んでいたひとだ
僕に気づいたママさんが
ママさん『だいちょ君!ちょっとこっちに来てくれる?』
呼ばれたのでレジカウンターに向かうと、ママさんの前にいた女性が電卓を取り出すやいなや、
女性『あなたの生年月日を教えてくれないかしら。あなたのことがすっごい気になるの…』
…訳がわからない。
僕のことが気になる?
生年月日と電卓ひとつでいったいなにがわかると言うのだろうか
でもママさんのお知り合いみたいだから、悪い人ではないのだろう
素直に生年月日を伝えると、女性は電卓をかたかた言わせ、出された数字を見て、僕にこう告げた
女性『あなたは…人に説明したり、お話するのがとっても上手なの』
いや…めちゃくちゃへたなんですけど。
女性『自分ではそう思ってるかもしれないけど、なにかを伝えるっていうのがものすごく得意なひとなの、あなたは。司会とかとても向いているんだけどね。でも…いまのあなたにはそのエネルギーが足りていないの』
だいちょ「…エネルギー…そうなんですか…」
女性『それでね、9月から11月までとても苦しい時期が続くの。でもね、そこを乗り越えると12月にはきっと楽になるから。だから、がんばって』
だいちょ「あの…どうしてそういうことがわかるんですか?しかも電卓だけでそんな」
女性『実はわたし、占いをやってるの。それで、わたしの悪いクセなんだけど、こうやってお茶をしてたり、街を歩いていると、どうしても気になっちゃう子っていうのがいて、わたし、声をかけずにはいられなくなるの。さっきまであなたの隣にいて、感じるものがあったから』
ママさんはお腹空かせた子には食べさせたくなり
この女性は「気」みたいなものを感じる子を見ると、占わずにはいられなくなるらしい
でも不思議と、嫌な気分にはならなかった
だいたいこの手の勧誘?とか声をかけてくる人って信用できないのがほとんどなはずなんだけど
その女性は笑顔になることもなく、占ってるときも、話すときも、終始、真剣な表情だったからなのかもしれない
彼女は『じゃ、がんばってね。ママ、ごちそうさま』とお礼を言い残し、店を出ていった
だいちょ『ママさん…あの方は…?』
ママさん「あの人はね、街で占い師をやってるひとなの。タロット占いを専門にしてる人でね。実はわたしもたまに占ってもらってるの 笑」
それが、占い師さんとの出会いだった
②へ
25
『ありがとう』
その一言に尽きる。しかない。
きょう、25になりました
まだまだ知らない世界ばかり。そんなんで死ねないよ。絶対に死ぬもんか。
針
時間経つの早い。早すぎる。もうすぐ25になる。もう、オトナだ。