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「ある精肉店のはなし」

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浜の町セントラル劇場にて観て来ました。

大阪貝塚市の家族が営む精肉店のドキュメンタリー映画

世間は大規模化による肉牛の解体がすすむなか、この精肉店は自分達で牛を育て、“と畜場"と呼ばれる解体室で牛がさばかれます

一頭の牛が解体されるシーンは自分にとって衝撃的なものがありました

脳天をハンマーでうちつけ失神、それから様々な器具を用いて皮がはがされ、内臓や枝肉にと分けられます

解体後もなおピクピク動いている心臓の肉塊は圧巻でした





厳しかった父の存在、部落差別、ハレとケ、牛革による太鼓づくり、102年続いた と畜場の閉鎖…


「牛を殺すなんてよくできるね」
「"殺す"んじゃない、この場合“絞める“"割る"という言葉を使うんだよ。命を頂くのだから殺すとはいわない。なんならその肉を美味しいと言って食べる人間のほうがおかしいぐらいだよ」


自分も食に関わる仕事に携わる以上、もっと思いを馳せなければならないなと思います


「2年近く育てた牛だからね、愛着は沸く。だけどと畜場で割った瞬間それは商品へと変わる。」


様々な葛藤がありながらも割りきらなければやっていけないこともあります。でも必ず存在するのは“感謝のこころ"

とても面白い映画でした




…にしても牛肉、久しく食べてないなぁ。。