四軒目食堂

だいちょまんよりひとつ年上のさや姉と佐世保ごはん。佐世保駅で待ち合わせ。顔そっくりの年子姉弟。

さや姉「どこで食べる?(^^)」

だいちょ「四軒目食堂はどう?」

さや姉「え、それってどこにあるの??」



佐世保駅からだらだら歩いて10分。昔ながらの商店が立ち並ぶ京町商店街とんねる横丁にそのお店はあります

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『四軒目食堂』

ショーケースにはお惣菜やいなりずし、カラフルなちらし押し寿司

すこし低めの玄関。だいちょまんは身長172㎝なので、ちょっとかがまないと入れない

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もともと戦火から逃れる防空壕だったことから、店内のつくりも独特。少し離れたところにある商店ともつながっているとのこと

店内ではおばあちゃんと小柄なおじいちゃん、奥さまの三人で切り盛りされていました。厨房では大鍋にたくさん並べられた手羽先の煮込み。今日の日替わりなんだって

だいちょまんが初めて訪れたのは学生時代。アルバイトのベビーシッターを終え、早朝から開いていたので意を決して入店。初めて入るお店ってすこしばかり勇気がいるのです

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だいちょ「うーん…モダン焼をお願いします! 」

おじいちゃん「(鉄板に手をかざしながら)ごめんね。まだあったまってなくて。他のものならできるんだけど…」

だいちょ「あ、じゃあ◯天うどんを(^o^)それとおいなりさんもください!」


丸天うどんじゃなくて◯天うどんって定価表に書いてあるんだもん。お子さまランチのようなわくわく感のある料理名。どうもだいちょまんはモダン焼や◯天うどんなどあまりみかけないものに惹かれる傾向

そこで出された◯天うどんとお酒の風味がガツンと香るおいなりさんにこころ奪われちゃったのよね

小さい頃デパートのレストランで食べた厚いホットケーキに感動した!とお母さんの言うような、そーいう特別感のあるおいしさだったのです


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さや姉はオムライス、だいちょまんはリベンジでモダン焼を注文

目の前にある鉄板でおばあちゃんが落ち着いた手さばきで作ってくれます

その間にだいちょまんは…

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おでん鍋を物色。選んだのはがんもと大根&こんにゃく串、牛すじ串。いやもうね、ここの牛すじが感情揺さぶられるぐらいの味なのよ。とても130円とは思えない大きさ、噛めば噛むほど溢れ出るすじのおだしが口いっぱいに…。この感動をさや姉に伝えるけども、すじ嫌いなため伝わらず。代わりによく煮込まれたこんにゃくに感動しておりました



おばあちゃん「はい、おまちどうさま」

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ヒャー!!(*´∀`)このまま食玩にして、携帯のストラップにしたいくらい美味しそう!(←よくわからない例え)

さや姉とシェアしながらいただきます!

これぞTHEオムライスの中身はチキンライス。炒飯っぽい感じもする

いろんなものを刻んできたであろう鉄板で作られるモダン焼、熱々のおいしさとともに歴史の重みも感じられる




さや姉「すっっっごく美味しいです(☆_☆)」

おばあちゃん「あら、ありがとう笑 カップルさん?こんな古いお店なのに来てくれただけでもありがたいわ」

さや姉「いやそんな…あ、私たち姉弟なんですよww」



さや姉は美味しいと思ったらお店の方にお礼をよく言います。それで和んで会話が弾むのよね。うちらの地元が島原ということを話すと、座ってるおじいちゃんも話に加わってジモトークに花を咲かせる。あまりにディープだったため割愛させていただきますが。



さや姉大満足で佐世保ランチ終了。ごちそうさまでした

そのあとはデパートに寄って北海道物産展をブラブラし、屋上の休憩スペースでひとやすみ

一角に赤い小さな鳥居のある神社があるのです。よくわからないけどとりあえずお参りし、一回20円のおみくじ機で運試し

さや姉→大吉

だいちょまん→小吉

書いてあることはまぁ自分を信じて行動しなさいと、よくあるようなこと

でもよーく読んでいくと…。ふつう、下の欄には、願望とか待人とか転居、縁談などの欄があるじゃないですか

そこに見たことのないカテゴリー

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『漁業』

(;゜゜)ギョギョ?


漁業の概要によると、大きな魚を釣ることはできない模様。神頼みしなさいだって。小さな幸せをたくさん釣っていきましょうってことなのかな

さや姉の欄にはなく、至ってフツーだったのに

なにゆえ自分のに漁業…





ハッ(゜ロ゜;

前勤めていた会社、水産加工会社だったじゃないか

やっぱり神様は見ているのかな…




お賽銭5円玉じゃなくて500円玉入れるべきだったろうか

いや、そーゆーことじゃないな。。