歌ちんこ

中華料理屋でご飯を食べていると、ななめまえに座っている母子の会話が聞こえてきた





男の子『あのね、ママ。もしね、ぼくのちんこが歌ったらどうする?』





一瞬ひやつく店内。でもすぐにテレビの騒がしい音にかきけされ、いつもの店内に。





ちんこが歌う…か



歌うちんこ…ってなんだろう






どちらかというと、ちんこはマイクなり指揮棒なり歌う道具にされそうなもんだが、まさか、ちんこが歌うとは



ちんこの歌声ってなんだ



ちんこに歌声なぞあるのか




歌ちんこの声を聴いてみたい




ちんこのことだから、本能のままに歌うのだろうか




理性が邪魔して恥ずかしくなり、ちんこもしぼんでしまうのだろうか






男の子はもし自分のちんこが歌ったらどうするのかを目の前の母親に尋ねたが、母親はそんな質問は端からなかったかのように、中華丼をもうひとりいた子どもに分け与えていた







『ちんこは歌わないけれど、のどちんこなら歌えるよ。でも、もし、君の息子が歌うようなことがあれば、今度聴かせてね。楽しみにしてるから』








本能

本能